「パパのなり方」のヒント

ママサポートプロジェクトかごしま

2013年04月17日 13:35

ハッキリ言って、男性は恐ろしいほど、妊娠・出産に関する事を知りません(笑)。

女性は自分の身体に色々な変化が起きますし、母性本能で自然と「母になること」を意識するかと思いますが、男性は射精ができるようになっても



「父になること」



がなかなか意識できません。

女性たちはカフェで「いつ頃欲しい?」「どこで産む?」なんて会話はするかもしれませんが、男性たちは居酒屋で「明日、奥さんが出産予定日なんだけど、俺って何したらいいの?」なんて会話はまずしません。



どの男性も本当は「いいパパ」になりたい。
でも、何をしたらいいかサッパリ分からないのです。

妊娠・出産と言うと、男子禁制のような気もするし、出産時のいきみがスゴくて女性として見れなくなるとか、血を見たら卒倒するぜ、なんていうマイナス情報ばっかり聞かされます。

男性は父親の自覚がなかなか持てないでいるのに、妻は体も心もどんどん母親らしくなっていく。

自分が知らないところでどんどん絆を強めて行くから、なんだか自分だけが仲間はずれにされてしまったように感じるし、人によっては「赤ちゃんに妻を取られる」と思ってしまうこともあるようです。

さらに、赤ちゃんが生まれて子育てが始まると、これまでのように気軽に遊びに出かけられなくなるんじゃないか、セックスはできるのか? なんてことも考えてしまう(これ、男にとってはけっこう切実な問題です!)。

こんな自分が果たして、父親という重大な役割を与えられていいんだろうか。自分は一家の大黒柱としてきちんと家族を養っていけるんだろうか。。。
考えるだけで、緊張しますよ、これは(笑)。

一方、妊婦さんは妊娠・出産に際してこんなに心配しなきゃいけない事があるんです。

・ 産みたい?産みたくない?
・ どうやって産むの?
・ どこで産むの?
・ 私にちゃんと育てられるの?
・ 私の体はどうなっていくの?
・ 身体の中で何が起きてるの?
・ つわりの気持ち悪さはいつ終わるの?
・ 仕事は続けられるの?
・ 会社は理解してくれるの?
・ いつ会社へ報告するの?
・ パートナーは支えてくれるの?
・ 父親としての自覚は芽生えてくれるの?
・ 女性として見続けてくれるの?
・ 両親は助けてくれるの?
・ 国のサポートはどんなものがあるの?



こんな事をもし独りで解決しなければならないとすると、とてつもないパニックに陥りますっ!
この一大プロジェクトに際して、夫婦でどう協業できるか、その時の取り組みが、後の夫婦関係や育児に大きな影響を与える事も容易に想像できますし、実際にアメリカでは妊娠中の関係がその後の5年間に大きな影響を与えるという統計が出ています。

シングルマザーで産むぞ!と決めたママたちも応援していますが、やっぱり、パートナーのいる方たちであれば、夫婦あっての育児だし、出産なんじゃないかと思うんです。

それに、誰にも教わって来なかったけど、実際に出産に立ち会うと、「産まれる」ってすごーーーーく感動的!
これは地球上の何にも勝る、何者も太刀打ちできないスゴさだと思います。

新しい契約を受注するよりも、どんなに高いビルを作るよりも、はたまた、ピラミッドを作るよりも、こんなにスゴい事ってないと思います。

この感動の瞬間を男性が立ち会えないのは、やっぱり勿体ない!



そんな思いから、映画本編の中にも、男性たちが悪戦苦闘したり、大活躍したり、という様子がたくさん出て来ます。
多くの男性は「パパのなり方」が分からないと言いますが、「うまれる」には多くのヒントがつまっていると思います。




~うまれるHPより~

★ママたちの力で、「うまれる」上映会を、1500名の皆様に!★
6/1 加治木町加音ホール、6/8 鹿屋市リナシティかのやで自主上映会を実施します。

こちらのブログでは、映画と上映に関する基本情報をお伝えしています。
外部から紹介していただく場合には、それぞれ「詳しくはこちらのリンクをどうぞ」という形で、
チェストブログにリンクをお願いします。
<加治木>→http://umarerukajiki.chesuto.jp/
<鹿屋>→http://umarerukanoya.chesuto.jp/

フェイスブックページでは、地域のつながり感とライブ感を優先、
不定期ではありますが、ママたちの舞台裏や協力店・協賛店の詳しい情報、
活動の中で発掘した子育て世帯にうれしい情報をご案内していきます。
※フェイスブックされていなくても見ることができます→https://www.facebook.com/mspj.kagoshima

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映画「うまれる」鹿屋市上映

2013年6月8日(土) 
リナシティかのや 情報研修室
上映時間①10:00~ ②12:30~ ③15:00~ 
チケット:「前売券」 大学生以上・一般1000円
          高校生以下500円
          (3歳以下は、お膝に抱っこで無料)
          
     「当日券」大学生以上・一般1200円
          高校生以下700円
         (3歳以下は、お膝に抱っこで無料)
          
ママさんタイムにて実施(赤ちゃんの声はBGM、子連れ鑑賞OK)
託児あります(1歳以上~未就学児)事前申しこみ必要
:イベント保険込み500円・各回20名まで)

チケットの購入方法について

問い合わせ:mspj.kanoya@gmail.com
電話&FAX 0995-43-8126(山口)


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