2013年04月26日

不妊について

「不妊」という言葉が注目を浴びつつあります。
2年間、自然に妊娠しないと「不妊」と呼ばれ、現在の日本には不妊に悩む方が約300万人と言われ、実際に不妊治療に取り組む方々は約40万人と言われています。
なぜ、いま「不妊」がテーマになるのでしょう?
これは80年代から進んだ女性の社会進出にまでさかのぼります。
女性が働く事に目覚め、経済的に自立できる素晴らしい権利を獲得した一方、晩婚化が顕著になってきました。
結婚が遅くなると、それだけ妊娠・出産が遅くなる。

しかし、女性の身体は年齢を重なれば重ねるほど、妊娠しにくくなる、流産や障がい児を産む確率が高まる、という事実は、どこまで社会的にシェアされているでしょうか?
「そんなの聞いてないよ」
という女性は多くいらっしゃると思います。
「仕事が一段落ついたから、そろそろ子供でも。。。」
と思ったものの、
「あれ?なかなか授からないなぁ。。。」

いう方が増えているのです。
国を批判するのは簡単です。
性教育は「産ませない」ためのものでしかなく、「産む」ための教育はなされた事がない、と。
でも、女性が産むという事は、以前は「当然の事」とされ、わざわざ教育するものではないと思われてきました。国だって、まさかこんなに悩む方々がいらっしゃるとは、そこまで想像するのは難しかったのかなと思います。
「不妊」というコンセプトがまだ社会的に認知されていないので、悩みを抱える方々は肩身の狭い思いをされているかもしれません。
「女性として失格なんじゃないか?」
「人間として否定されている気がする。。。」
このような悩みを多くの方が抱えていらっしゃるようです。
すごく辛いです。

私たちは、「不妊は個性」だと言う、鳥取県ミオ・ファティリティ・クリニックの見尾院長のお考えに共感しています。
高くジャンプ出来る人がいれば出来ない人もいる、高くジャンプ出来なくても計算は速い人もいる。
早く走れる人がいれば走れない人もいる、走れなくてもすごく人に気を使える人もいる。

同じように、子どもがなかなかできない人もいる。
「うまれる」には色々な形があります。
映画の中には、9年間、不妊治療に取り組んだものの、授からず、子どものいない人生を受け入れたご夫婦が登場します。
子ども以外にも社会的に何かを産み出すことで、「うまれる」ことを創り出す女性の輝きもお届けしたいと思っています。

~うまれるHPより~

★ママたちの力で、「うまれる」上映会を、1500名の皆様に!★
6/1 加治木町加音ホール、6/8 鹿屋市リナシティかのやで自主上映会を実施します。

こちらのブログでは、映画と上映に関する基本情報をお伝えしています。
外部から紹介していただく場合には、それぞれ「詳しくはこちらのリンクをどうぞ」という形で、
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<加治木>→http://umarerukajiki.chesuto.jp/
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映画「うまれる」鹿屋市上映
不妊について不妊について
2013年6月8日(土) 
リナシティかのや 情報研修室
上映時間①10:00~ ②12:30~ ③15:00~ 
チケット:「前売券」 大学生以上・一般1000円
          高校生以下500円
          (3歳以下は、お膝に抱っこで無料)
          
     「当日券」大学生以上・一般1200円
          高校生以下700円
         (3歳以下は、お膝に抱っこで無料)
          
ママさんタイムにて実施(赤ちゃんの声はBGM、子連れ鑑賞OK)
託児あります(1歳以上~未就学児)事前申しこみ必要
:イベント保険込み500円・各回20名まで)

チケットの購入方法について

問い合わせ:mspj.kanoya@gmail.com
電話&FAX 0995-43-8126(山口)



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Posted by ママサポートプロジェクトかごしま at 23:17│Comments(0)うまれるってどんな映画?
 
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